DC-DCアップバーター(モービル用安定化電源)

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送信したら電源が落ちる。
固定で使ったらパワー出てけるどモービルに積んだらパワーが少ない。
などと言われる事が良くある。

パワーが少ないのはあまり気付かないかもしれないが電源が落ちてしまうのはすぐにわかるし故障かと思う。
電源が落ちるまでいかなくても表示部の照明が暗くなるのが気になるとか・・・

これは無線機に供給している電源のせい。
車のバッテリーは基本12.0Vです。
エンジンがかかってダイナモ(オルタネーター)が動き発電している時は14V前後まで電圧は上がってるでしょう。

なので無線機には少なくても12~14V程度の不安定な電圧がかかってる事になる。
走行中、停車中、ヘッドライトやエアコンなどの使用状況などによってもっと大きく変動しているだろう。
古い車なら話はここまでだけど・・・

最近の車は走行中常にダイナモを動かすのではなく減速時だけとかバッテリーの消費が大きい時だけ動かすように制御している車種が多い。
車自体で使うための電圧も制御している車種も多いようです。
バッテリー自体も昔の車に比べればずいぶん小さくなってるように思います。
セルモーター用と別に電装品用のバッテリーを積んでる車もあるようです。

無線機はアナログ時代からデジタル時代になりコンピューター制御です。
電源のオン/オフも昔の機種のような単純なスイッチだけで制御しているのではありません。

今の無線機は供給される電源電圧が12Vを切ると(機種により異なる)搭載されたコンピューターが正常動作しなくなり電源を落とすようです。

電圧降下が原因で電源が落ちるんです。

この新しい車と新しい無線機の組み合わせで電源が落ちたりする事が多くあるようですね。

ウチの通勤快足車は古い軽でバッテリーの制御などかかってない車ですが実験的にHF100W機を積んで試した事があります。
(実験は固定局の敷地内で行っておりますしダミーで送信テストしました。)

アイドリング状態でFMやRTTYモードで送信すると一瞬で電源が落ちます。
SSBモードでも口笛を吹くなどして最大に近いパワーが出ると落ちてしまいます。
ヘッドライト・エアコン・ワイパーを動かしさらにブレーキを踏んだ状態にすると50Wでも送信すると電源が落ちます。

無線機の電源はバッテリー直結です。

太い電線を使ってバッテリーから直接給電しても電圧降下してるんです。

バッテリーの電圧が結構下がっているのかもしれません。

軽自動車でバッテリーが小さい事もあるでしょうけどこれではモービルハムを楽しめません。

そこで前にも紹介しましたがDC-DCアップバーターの出番です。

000 220.JPG
入力電圧10~14Vを安定して13.8Vで出力してくれます。
これを付けると電源が落ちる事はありませんしパワーも定格通り出てくれます。
要するに固定で安定化電源につないで運用しているのと同じ事です。

DC-DCアップバーターはモービル用の安定化電源のようなものなんです。

先に書いたような症状でお困りの方は是非ご相談ください。

海外製の安い物も良く見かけますが、使った方に聞くとノイズがひどくて付けない方がマシだって言われます。
当店で扱ってるアップバーターはスイッチングノイズが出るとクレームになった事は一度もありません。
現にウチの通勤快足車でもまったく問題ありません。
万が一にノイズが出たとしてもノイズオフセット機能が付いているので逃げる事ができます。

000 221.JPG

先に書いた症状でお困りならこのインバーターで解決します。

是非お試しあれ!!

このアップバーターは当店で取り扱っております。

お問い合わせはこちらまで!

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ノイズについて
 当局もこのアップバーターを設置しました。無線機へのノイズは確認されませんでした(HF帯は未確認)が,ラジオのAM放送に本コンバーターからのノイズが混入しています(コンバーターの電源オフではノイズはなく,オンでノイズが入るため)。通勤時,AMラジオを聞くことが多いので,対策を考えないと・・・・。

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