2015年8月アーカイブ

ちょっとだけですけど運用してみました。

HFのコンディションはゆっくり秋型になっている様子!?


週末はコンテストもあり多くの局が聞こえていた。



何局かを受信しアンテナを切り替えて聞いてみるが

今回サンプルとしたDX局に対してはすべて自作モビホ(同調型)アンテナの方が良かった。
CWだと539~559くらいの信号がATUアンテナでは符号が聞きづらいくらいまで落ちる。
同調型はS/Nも良いので弱いCW信号も聞こえるがATUアンテナではノイズに埋もれてしまう。

ここまでは完全に同調型の勝ち!!


このログはモビホ(同調型)で運用したものです。

001 無題-1.png


だが、雨が降るとモビホの同調点がどっかに行ってしまう。(><)


コイルに水滴が付くから当然なんだがカップラーや無線機のチューナーで追いかけてもあかんやろうなと言うくらい同調点が下がってしまう。


これは以前から経験済みなんでわかっている事。

この状態でカップラーで無理やりSWRを落とし送信しても相手からはQRZも返ってこない。
こうなるとモビホ(同調型)は受信は出来るが送信はあきらめなければならない状態。
そんなときでもATUアンテナならちゃんと同調して送信できる状態になる。
ATUアンテナでは弱い局はやはりノイズで聞きずらいがそこそこ強い局とならちゃんと交信できる。

 

2種類設置できるとケースバイケースでアンテナを選んで運用できるけどどっちかひとつとなると・・・

みなさんはどうされるか??? 

自分の運用スタイルに合った方を選択し設置するべきですね。


まぁ、地上高5mほどのベランダアンテナでこれだけできれば上等なんでしょうけどね(^^)




さて、暑さもひと段落したのでアンテナ工事です。

001 001-1.JPG

ボチボチ準備しなくっちゃ!!

今日、暑くなる前にササッと取付調整。

ベースは出来てるんでアンテナが重くなった分を補えるように基台の補強だけしておいた。

001 034-11-1.jpg

仮調整しておいたアンテナを現場設置。


この取り付け基台は以前も使ってたものでベランダ金物にしっかり導通させてグランド(アース)としている。

前にも書いたがアース線を引きまわしたり金網を張り巡らせたりはしていない。

私的にはそいう事をするとかえってインタフェアーの原因を作ってしまいそうで出来る事ならやりたくないと思っている。



アンテナを付けてSWRを確認すると仮調整時のデーターとほぼ同じ値が出てる。

これは勝ったも同然 (^^)

アンテナを寝かす角度でインピーダンスを微調整しながら各バンドの調整エレメントをカットしていく。

何度か繰り返して・・・

2015082709290000.jpg

はい完成! 
 
    (給電部にマッチング回路を入れる必要はなかった。)


小さなアンテナなんでフォーンで叫んでも悲しいだけだろうから少しでも楽しめるだろうCW/デジタル帯に合わせました。


このアンテナの調整範囲から外れるところは便利なATUアンテナがあるから二刀流でいきます。

(調整範囲から外れると無線機のオートチューナーでSWRが落ちてもまったく使い物になりませんからね)



なにか比較できる信号は無いかと探してたら14MHzでJT65の信号を発見。

2015082709360000.jpg

この時は明らかに「けいはんな式 あぱふぉ~」の勝ち。

*APA-4はミニマルチさんの製品です。 ウチのはなんちゃって仕様(笑)

 

この信号は1エリアの局でした。
サンプルはまだひとつしかないのでどっちがどうこう言う段階ではありません。


過去の経験や今回のお勉強(ここまでの段階)で今の感想を言うと、

いろんなバンドモードで「幅広く手軽に運用」という感じならATU式
バンドやモードを絞って「ここだけ集中型」の運用をするならモビホのような同調型アンテナだと思います。
これは今回改めて実戦勉強してますがそれ以前に感じていた事と同じ答えです。
あらためてATUの便利さと実力を知れたことは収穫です。

引き続きほぼ同条件で設置した2種類のアンテナをじっくり比較してみたいと思います。



またそのうち比較運用の感想をUPします~

ATU(AH-3)を使ったベランダアンテナはそれなりに動いてます。

海外とも出来なくはないです。
しかし目的のバンドに同調したモービルアンテナよりノイズが高かったり聞こえてるのに何度コールしても飛ばなかったり・・・
またJT-65でウォーターフォールを見てると明らかにノイズが多いしデコードする局が少ないと思える!?
これはモビホと比較するしかない


このATUシステムを実験する前に「聞くだけアンテナ」のつもりで作って使ってたのは外して置いてある。

聞くだけのつもりで耐入力とかまったく考えてなかったからコイルの線も細い。
調子に乗ってRTTYで50W送信したらコイルボビンは溶けるしコイルも切れた。
そりゃ当然のことやった。
ので、100Wくらいなら連続送信できるであろうコイルに作り替えて再設置することに。


巻き数なんかはいつものごとく行き当たりばったり選手権。

だいたいの巻き数というか長さ的なものは身体が覚えてるから適当にやっても近いところに来るんだわ。
でも苦労するのはそこから。

ベランダに付けられる小さなアンテナでDXを狙うならというコンセプトで周波数を選んだ。


この4バンドあればそこそこ遊べるだろうと思うのが14/18/21/28MHzだ。


で、いろいろ細工し直して出来たのがこんなアンテナ。
001 043.JPG

見た目はサガ電子やコメットで発売してる格好と似たようなもの。


コイル取り付け部までの長さ=約1.6m

コイル+調整エレメント=各バンド 60cm~80cm程度
給電部=マッチング回路なしでモビホと同じようにMJコネクター
*念のためコンデンサーなどを付加できるように細工はしてある。


001 047.JPG

28MHzのコイルが折り返したように下向けに付いているのには意味がある。
18MHzや21MHzのコイルの巻き方(写真の赤○)にも意味がある。
同一給電部でこの4バンドをそれぞれSWR=1:1.5以下にしようとすると結構難しい。
なぜなら周波数によって給電点インピーダンスが違ってくる。
それをコイルの巻き方や位置などで調整していく。
同調周波数は調整エレメントの長さで変えられるがインピーダンスは変えられない。
給電部にコイルやコンデンサーを付加する方法だと4バンド全部に影響してしまう。
なのでたとえば14MHzは目的周波数でインピーダンス50ΩでSWR良好でも18MHzのインピーダンスが30ΩくらいしかなくSWRが落ちないなんて事になる。
この場合は18MHzだけのインピーダンスを上げてやらなければいけない。
私なんかよりもっとお勉強されている方で上等の測定器をお持ちの方なら簡単なことなんでしょうけど、アマチュアレベルの簡易的なアナライザーだけで出来ることは知れてます。
なのでコイルの巻き方(密巻き~スペース巻き)を可変しながら手探りでやっていきます。

001 039-1.jpg

だいぶん時間かかりましたけどとりあえず車に付けてのテストでは良い値が出るところまで出来ました。

同調点は追いつめていません。(実際にベランダに付けてから追いつめます)


あとは実際に運用するベランダに付けて・・・

さてどうなるか楽しみです。

ICOMさんから新しいHF機が発表されました。

入門機という位置づけと言っていいでしょう!?

HF~50MHzまででV・Uは入っていません。

おおよそ10万円前後で販売されるであろうとの価格帯機種。

その機種 IC-7300 がこれです!!

001 ic-7300.png

コンパクトなボディーにIC-7851やIC-7600をイメージするデザイン。
IC-7100と同様(?)のタッチパネルが採用されているので操作性は良いでしょう。
そのタッチパネル表示はカラー液晶。
そしてこのクラスの機種にもついにリアルタイムスコープが採用されました。

特派員に任命したUGAさんからのレポートでは

リアルタイムスコープはIC-7851のそれに負けないくらいの速度で動いているとの事です。

DSC_0019.JPG

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基本回路は、

主要アマチュア無線機器メーカーで初めて採用された

  ダイレクトサンプリング方式。


スコープの性能も気になるけどここが一番気になるところ。

ダイレクトサンプリング機はエレクラフトのKX-3がそうですね。
KX-3は受信が非常に静かでS/Nが良いという印象があります。
さてIC-7300のそれはどうなんでしょう!?


早く実働のアンテナを繋いで確認してみたいです!!


まだ、正式な発売日や価格の連絡は届いていません。

例年の事ですと年末に発売となるのでしょうけど・・・!?


気が早いですが『仮予約受付開始』します。


また担当営業さんと相談してお披露目視聴会もやらないといけませんね。

 

た の し み で す ~

今届きました!!


実際の色を見に来て下さいよ~

001 038-1.JPG

今なら即納です!!
                             (一部の色をを除く)

ID-51 カラーバージョン の価格が発表されました。

001 ID-51.jpg


販売価格 41500円 /消費税別




IC-7100を値下げしました!!


001 IC-7100-1.jpg
販売価格 109800円 /消費税別



んっ もっと安くしろって!?




その話は店でしましょ (^^)

悪い薬じゃないです。

ハムにとっては良い薬。

いわゆるパッチンコア。

001 038.JPG

    同じように見えるけど、左が1MHzくらいから効果がある。

    7MHzから上なら右側でじゅうぶん効果がある。


国内で簡単に手に入るやつで何個付けても止まらなかったインターフェアーがこれで止まった

特にローバンド用は国内品の比じゃないくらいの性能。

 

店のシャックで3.5MHz送信したらビジネスホンは誤動作するしパソコンはUSB抜き差しの音が出るわ (@@)

これ入れたらなにごともなかったように快適運用です。

お勉強中のベランダATUアンテナにもこれ使ってます。

入れずに試したらパソコンのキーボードとマウスが固まるしこいつもUSB抜き差しの音が出る始末。

要所にこのコア入れたらなにも起こりません。(^^)



ええ値段しますけど効いたら安いもんです。


今なら少しですけど持ってますのでお分け出来ますし・・・

アマチュア無線の世界に足を突っ込んでボチボチ40年になる。


コンテストで優勝したわけでもなくDXCCが完成したわけでもない。

自慢できるのは波があったものの途切れることなくずっと趣味として続けていることぐらい。



開局したのは中学生のころ。

そのころはお小遣いをイッパイもらって好きなように使えるはずもなく。

始めたばかりのアマチュア無線の世界には欲しいものばかりだが中学生には簡単に手が出せない値段。


当時、近所の電気屋さんの倉庫に行ってはテレビアンテナの残骸や75Ωケーブルの捨ててあるのをもらってきてた。

そのうち電気屋のおっちゃんとも顔見知りになり「そんなもんなにするんや!?」と言われ「アマチュア無線のアンテナ作りたいから材料欲しくて!」と・・・
次に行ったらキレイなのを捨てずに置いてくれてたりしたなぁ~(^^)


と、そんな中高生ハムの頃を思い出しながら店にあるガラクタでヒマつぶし。

スタンドマイクは壊れたマイクコンプレッサーをベースにしてコンデンサーマイクとPTTスイッチを付けただけ。
難しい細工はせずに半田付けと両面テープで出来上がり。

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メモリーキーヤーは当時は持っていなかった。

いまは無線機に内蔵されているのでほとんど外付けを使う事が無い。
先日から勉強中の「適当な電線+ATUアンテナ」で使ってるリグがIC-7200なんでこれ用に用意した。
このメモリーキーヤーはCQ誌の付録として配布されたものと同様の回路で下請けさんが作ってくれた基板。
それに中学生らしい細工でスイッチを付けてスタンドマイクとバランスが良いように・・・(笑)


こんなもんでもキッチリ仕事してくれます


試し打ちは「適当な電線+ATUアンテナ」の勉強を兼ねてこの設備で。

昨夜はアジア、ヨーロッパ(手前の方)と18Cで交信できました。


無線機とオートチューナーはそれなりのお金がかかってますけど、その他の物はガラクタの寄せ集めで作ったものばかり。


お金をかけずに遊ぶのも趣味ですからね~



まっ、スタンドマイクなんかも売ってるんで本音は買ってほしいですけどね。

今は旧機種になったとはいえやはり最高級機です。

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ファーム3.00対応済みですし機能的にもじゅうぶん満足できるでしょう。



これ、ヤフオクで・・・とも思ったけどこれくらいのクラスになるとやっぱり現物を見て納得して買いたいですよね。

なのでしばらくは

店頭で実働状態で展示販売しますので是非見に来てください。

ヤフオクで動作確認するまでドキドキの買い物をするより見て確認できる安心感を選んだほうが良くないですかねぇ!?

飛行機に乗るほどの距離の方は割に合わないでしょうけど・・・(笑)

どうしても店頭でお客様が見つからなかったらそのうちヤフオク行きになるかもしれませんが、当分は店頭で・・・

遠方の方も通販に応じない訳ではありませんよ
可能なら見て納得して買っていただければと思うだけですので。



価格などの詳細はお問い合わせください。

価格は世間相場程度ですので本気のご相談をお待ちしています。

本気の方の交渉には本気で応じますよ~

50周年記念モデルの再登場???


いや、色が違う。

で、ロングアンテナが付いてない。

その代わりに同色の専用レザーケースが付属すると・・・

そう、ID-51plus

       カラーバージョン登場です。

000 id-51.png

 

お盆明けの22日に発売予定です。

      ご予約 受付中です。

 5000台限定ですのでお早めに~

お盆期間の営業ご案内

8月13日(木曜日)は本来定休日ですが

    午後5時まで営業させていただきます。


8月14日・15日の2日間は

      お盆休みとさせていただきます。



16日(日曜日)は

      午後5時まで営業いたします。




 17日以降は通常通り営業いたします。



みなさまどうぞよろしくお願いいたします。

先日設置した「適当な電線にオートチューナー」ベランダアンテナ

設置時に全バンドでSWR1:1.5以下だったが、21MHzのチューン時にちょっと時間がかかるのと周波数(21MHzバンド内)によって1:1.7くらいになることがあった。

そのため設置時より少し長さを足してこれを解消し他にも影響なく全バンド良好なSWRで運用できる状態とした。

しかしどうも以前の同調型アンテナ(モビホ)に比べてノイズレベルが高いと感じる。
もちろんバンドにもよるがSSBモードではノイズでSメーターが5~7くらい振ってる事がある。
これではよほど強い信号の局としかQSO出来ない。

聞こえない局とはQSO出来ないから!
ノイズはバンドによっても時間帯によっても変化してるみたいなので一概に前のアンテナの方が良かったとは言えないが、ノイズでこんなにSメーターが振ることは無かったのは間違いない。
そこでこれも比較のためWSJT-Xを起動しウォーターホールを見てみる。
やはり以前に比べてウォーターホールにノイズを表す線がにぎやかに多くみられる。
非同調型はやっぱりノイズには弱いんだろうか!?
JT65はノイズまみれでもデコードするから運用局のコールサインはたくさん見える。
試しに何局か呼んでみたらあっさり交信成功。

無題.png



ベランダアンテナでこれだけ飛べば文句は無いんだろうけど・・・

受信時にノイズバリバリ、Sメータービンビンってのは気に入らないんだがなぁ~



CWはフィルター狭いからノイズそんなに気にならないだろうし次はCWでテスト運用やね。

技術解説書

「IC-7850/IC-7851のすべて」

                     が発売されます。
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ご近所のJA3USA島本OMも記事を書かれたそうな・・・

当店でご予約を承ります。

ご予約はお早めに~

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