2011年8月アーカイブ

さて、夕方まではまず雨の心配はないだろうけど、早ければ夕方から雷をともなう強い雨が降るかもしれない。
翌日も曇り時々雨の予報なので、屋根の上の仕事は初日で終わらせてしまいたい。
ケーブルの処理や調整程度の仕事を残しても2日目の雨の止み間を狙ってなんとか出来るだろうとの予測。
このアンテナははじめての設置だし、取説を見るとローバンドは調整作業が必要と・・・
クリエイトのアンテナも何度も触ってるから組み立てに関してはさほど難しいものではない。
調整が一発で出来るのか、何度も何度も繰り返さないとうまくいかないものなのかはやってみないとわからない。
とりあえず出来るだけ早くから作業を開始して日没もしくは雨が降るまでの時間で出来るところまでやろうと朝8時半から作業開始。

作業の順序は、旧アンテナ設備の撤去(アンテナ、ルーフタワー)→ローテーターは再利用なので旧タワーより外す。→新ルーフタワーを上げる。→ステー材料はグラスワイヤーとステンレス金物が使ってあったので劣化や傷みのある物のみ交換し問題無い物はそのまま使用し経費節減。→アンテナ3本を順に乗せる。→同軸、330V-1のコントロールケーブル、ローターケーブルを敷設。→ケーブル類を室内に入れ各アンテナの動作(SWR)、ローターの動作確認。→すべての工程に忘れ物がないかなど再チェック。→330V-1の最終調整をして完了。→現場の片付け作業。
と大雑把に書くとこんな感じで作業を進めました。
新設のアンテナ、ルーフタワーなどは軽バンに積めるサイズにまで組み立ててテナコート処理まで済ませた状態で搬入しているので、細かな組立作業は必要なし。
当日は猛暑日 です。
水分補給、首筋を冷たいタオルで冷やしたり塩分を摂ったり熱中症対策もバッチリ
すべての設置を夕方5時前ぐらいに終わり室内に入れた同軸にコネクターをつけてSWRチェック。
V-2000(50/144/430MHz)は異常なし
TD-1230S(10/18/24MHz)は18MHzのSWRが少し高い。
これは屋根にブリキ材料が使われた部分があり、高さなどを考えるとどうやらそいつと喧嘩してる
アンテナを回すとSWRが変化するのでおそらくその可能性が高いがSWRが一番高い位置でも1:1.8くらいなのでそのまま妥協。
10MHz、24MHzは異常なし。
さて一番期待と心配の大きい330V-1です。
ハイバンド(14MHzから上)はまず問題なし。

7MHzも説明書に従いコントローラーを操作しながらSWRを確認すると、これもバッチリ問題なしです。
残るは3.5/3.8MHz。
さすがに一発ではOKくれないやろうなと、慎重に説明書を見ながら手順したがってSWRを確認する。
説明書では3.8MHz(3.79)でのSWRを確認し、ずれているようならマッチングボックス内のコイルを調整して同調点を3.79にあわせる。
そうすることで3.5MHz帯他の周波数も追従して説明書どおりに同調するように書かれている。
3.79MHzでのSWRが少し高く同調点が約30KHzほど下にずれていた。
手順に従ってマッチングボックス内のコイルを触ると、一発でほぼ3.79MHzに同調させることに成功。
このコイルを調整する作業は+ドライバーとラジペンがあれば簡単に出来ます。
測定器は市販のアンテナアナライザーがあればとてもスムーズにできますがSWRメーターだけではちょっとつらいかも
もちろん1人で行ったり来たりはかなりの難作業なので、430MHzのハンディーなどで連絡しながら2人で行うのがベストですね。
で3.79MHzの同調に一発で調整が出来たので他の周波数を確認してみると、これも説明書どおりにほぼ目的周波数に同調しそれぞれのSWRは1:1.2~1.3程度で文句なし
施主様もSWRの調整確認作業を横で見てもらってましたが、意外とすんなり説明書どおりの答えが出たのに感激でしたね。
もう一度すべてのバンドでSWRを確認してOK  これですべての作業完了です。
この時点で6時前後だったでしょうか、空は黒い雲が重たそうにしていますが降雨なし
スライダー梯子や撤去したルーフタワーなどを車に積み込んでるとポツポツと・・・
やった~  なんとか雨に降られる事なく一日で作業終了です。
雨男ふたりの作業なので心配でしたが、もう雨男と言われなくてもいいでしょう
いや、そんなことじゃなくってはじめての330V-1が苦労することなく説明書どおりスムーズに調整できて良かったです。
施主様も早速今晩から運用できるのでととても喜んでいただきました。
今回の工事はすべての運びが「吉」と出たようで、猛暑で休み時間もちゃんと取った割にはホントにスムーズに早く作業できました。
ちょっと見にくいかも知れませんが写真で作業を順に紹介していますのでご覧ください。

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撮影は施主様のJS3OYA局です。

JS3OYA局、330V-1は多くの皆さんが期待するアンテナのひとつだと思いますので、使用レポートなどコメントいただければ幸いです。

また、当日は水分補給などお気遣いいただきありがとうございました。
思って頂いたとおりのアンテナにすることが出来てますでしょうか?
今回設置させていただいたアンテナで思う存分楽しんでいただくことが出来れば、私もすご~く嬉しいのですが・・・

8月12日~14日 光科学館 ふぉとんで行いました「無線で遊ぼう!」イベントの報告書が起案者のJE3GCM小林氏より届きましたのでUPさせていただきます。

報告書は下記のリンクよりPDFファイルをDLしてご覧いただけます。

「foton_musen.pdf」をダウンロード

たくさんの子供たちが楽しそうに「無線ごっこ」で遊んでいました。

一緒に来られたご家族の方で無線について熱心に尋ねていらっしゃる姿も見受けられました。

小さな子供たちのうちの1人でも「無線」に興味をもってくれればいいのですが・・・

最後になりましたが、このイベントの趣旨をご理解いただき無線機材や展示パネルなどをご提供いただきました通信機器メーカー様に感謝しお礼申し上げます。

ご協力いただいた通信機器メーカー

アイコム株式会社 様

アルインコ株式会社 様

株式会社ケンウッド 様

五十音順 

アンテナ工事完了
当店で1号機となる先日発売されたばかりのアンテナ、クリエイトデザイン 330V-1を上げました。
先日このブログで330V-1を紹介していましたが、その時発注いただいていたのが今回の施主様、生駒市でCW運用にアクティブなJS3OYA局です。
現用のアンテナがかなり年月が経ち相当の劣化もみられるのでタワーやステーなども含めてアンテナ設備の工事一式をさせていただきました。

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当初は旧アンテナの撤去→使う物と処分する物を分けて整備→新設工事と1日半程度の日程を予定していましたが、
毎度おなじみの雨男コンビの仕事ですので、ずぅ~っと晴れ続きだったのに工事予定日の18日夕方以降から雨、そして翌日も降ったり止んだりの予報です。
18日は夕方までは大丈夫だろうとの事だったので、施主様にお願いして早朝より工事させていただきなんとか夕暮れまでに作業を終了したいと・・・
最悪、調整などの作業が残っても翌日の雨の合間でなんとかできるだろうとの予定です。

さぁ、うまく作業はできたんでしょうか
工事経過など、もう少し詳しく続編で記載しますので・・・

リグエキスパート社のアンテナ・アナライザーAA54、お約束どおりにお盆休みに取りに来ていただきました。

早速電源を入れてアンテナをつないで・・・

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アンテナは多バンドのCPVU8(第一電波/8バンドGP)
どこに同調点があるか? 同調範囲は? インピーダンスは? などなど、取説もまともに読まないうちから あぁ~でもないこぉ~でもないと・・・
今まで使ってたクラニシ製とは違って、と言うか勝手が違って慣れてないから難しい。
ん これはどうすんの ってなってから取説とにらめっこ。
だんだん操作もわかってきて、ほぉ~なかなか賢いやん。
事細かに使用レポートを書けるほどまで触れてませんが、操作手順にさえ慣れることが出来れば便利に使えそうですね。
SWRだけではなくインピーダンス、リアクタンス、ケーブルの同調なども測れるので自作派さんやアンテナ好きの方には楽しいアイテム間違いなしです。
ユーザーさんから実際の使用レポートが届きましたらブログUPさせていただきますね~

D-STARレピーター

JP3YIEを8月16日より通常運用させていただきます。

コールサイン  JP3YIE    GW=JP3YIE G
周波数など  439.450MHz -5.00MHz 
DV
レピーター名称   奈良生駒430
  

(これは連絡があったわけではなくD-STRAサイトのログがこうなっていた。)
設置場所      奈良県生駒市鹿畑町
運用時間      常時

かねてから申請していましたD-STARレピーターの免許が下り、設置、設定及び試験運用も無事に終了しました。
今日、今一度接続線の取り回しや電源のファンなど本体の周辺をキッチリ整理し少しでもトラブルが少ないように再確認し、
正式に明日8月16日から運用開始といたします。

平地に設置していますのでモービルで広域に使えるようなレピーターではありませんが、地域の方が気軽にD-STARの世界を楽しんでいただければと思っています。
ゲートウエイ接続も完了していますので、日本国内各地のD-STARレピーターはもちろん海外のレピーターとも接続可能です。

   みなさまどうぞよろしくお願いいたします。

12日~14日の3日間で行っています光科学館ふぉとんでのイベント「無線で遊ぼう!」は今日が最終日です。
毎日 小さな子供たちがトランシーバーを手に 「もしもし 聞こえますか~」 なんて楽しそうに遊んでます。
子供たちのお父さんお母さんからは無線のアレコレについていろいろ質問をいただき、スタッフも大忙しの対応です。
携帯電話があるのに無線って・・・ て言う感じの質問も多かったなぁ。
電話がつながらなくても無線だったらね・・・ 
震災の時には携帯がまったく使い物にならなくて、そんな時一番最初に連絡網として活躍するのが無線なんですよ
多くの人に一斉に伝えたい時、仮にその相手が30人居る場合携帯電話だったら30回電話しないといけないでしょ・・・
などなど、携帯電話が普及しているのになぜ無線が便利なのか

携帯電話と無線の得意不得意を説明したり、アマチュア無線や業務無線など無線の種類や使用の目的、方法などいろんな無線のことを簡単にですがお話しさせていただきました。
無線ごっこをしたいと言う子供たちは使い方や交信方法をまったく知りませんから「○○君、聞こえてますか!?どうぞ!」とやって見せPTTの使い方を教えるのが一番たいへんですね。
簡単な無線機ですからPTT操作さえわかれば、子供たちはすぐにお母さんや友達たちと無線ごっこを楽しんでます。
1回に20分程度の遊び時間で返却してもらうようにしているのですが、何回も借りに来る子供さんも居ますね。
今回ふぉとんで無線ごっこを体験してくれた子供たちの中から、無線と言うものに興味を持ってくれてアマチュア無線家になってくれる子がいればなぁ~
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今朝、開場直後のトランシーバー貸し出し風景

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変顔はブログに載せるなと言っていたJO3LTH局

毎日このイベントにボランティア参加いただいています。

LTH局の両サイドは2ndさん。(お姉ちゃんはトランシーバー貸し出しの受付嬢をうまく勤めてくれてます。)

LTH局の後ろはJA3LSG局。

お盆休みに取りに行くから用意しといてね~ とお二人のお客様からご注文いただきました。

あっ、

  当店は
       8月18日(木)19日(金)を
             夏休みとさせていただきます。

                       と言っても私は2日間ともアンテナ工事なんですけど・・・

で話を戻して、ご注文いただいてたのはコレ

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リグエキスパート社のアンテナ・アナライザー AA-54  です。

このアナライザーはウクライナ製なんですが日本語で表示するようにされていますし、性能もなかなかの物だと評判のようです。
実はわたし、ちょっとテスト動作した程度でじっくり触っていません。
ゆっくりアレコレ試してみたいところなんですが、ふぉとんのイベントやアンテナ工事の下準備などでちょういとバタバタしてまして・・・
今手元にある品物も受注品ですから、あんまり使い倒すとね
と言うことで、使用レポートなどは買っていただいたお客様からレポートを頂戴してUPさせていただくことにしましょう

リグエキスパート社のアンテナ・アナライザーは全機種取り扱い可能ですのでご相談ください。
価格は同社の通販ページの価格と同じですが、当店で直接お買い求めいただける方は送料が掛かりませんしね

HF帯(0.1~30MHz)のAA-30なんて税込23800円50MHzまでのAA-54でも税込32800円ですから安いですよね~
   (AA-30は日本語表示しませんが、アマチュア無線用語の英語なのですぐに使えると思いますしね!)

アンテナ作ったんですけど調整が・・・
初心者さんでも比較的簡単に作れて実用的な7MHz/21MHzの2バンドダイポール。

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コレ来週に行う光科学館ふぉとんでのイベント
メインは特定小電力トランシーバーでの無線ごっこなんですが、アマチュア無線を紹介するコーナーでHF帯の各局の交信が聞こえるようにアンテナを上げておくためです。

で、そのためにいっぱいアンテナ上げるのも大変だし、同軸を引き回す本数も少なくしたいので去年も使った材料の中からありあわせで7/21MHzの2バンドダイポールを作ったんです。
作ったといってもバランは市販品。
ワイヤーは長さにあわせて切り端子を付けるだけ。
肝心なトラップコイルはココに資料がありますのでそのまま頂戴して作りました。

このJAIAのサイト「アンテナ大研究」はとても参考になりますよ!
イベント期間(3日間)だけの使用なので適当に手抜き工作して完成。
しかし調整は・・・
涼しい時間にしようかと思ってましたがなかなか思うように時間ができず、今朝の9時頃から店の前の駐車スペースで仮設調整作業。
仮設位置は地上高も低いし建物のすぐそばなので干渉だらけです。
でも6.9MHzと20.9MHz付近に同調点がありSWRも1:2くらいなのでOKとします。
本調整はちゃんとそれなりの高さに設置してから
仮設から撤収まで1時間足らずの作業でしたがしっかり汗だくでした。
さっ、このアンテナで子供たちにアマチュア無線の交信を聞かせてあげましょう~

期間中はJO3LTH局がポータブル3木津川市で運用してくれると思いますので、聞こえてたらお声掛けくださいね

暑さに負けてテキトーに仮調整したからすんなり設置調整できるかちょっと心配やけど・・・
会場に設置して本調整するのもわたし本人ですから誰も文句は言わんよネ

まだまだ暑い日が続く関西地方。
朝夕は秋の気配が近づきつつあるのかと思いますが、昼間はめっちゃ暑いです。
この暑い夏が終わるとお空の様子も変わってローバンドの季節となってくるんでしょうね。
そこでローバンド好きな方が気にしてるのはこのアンテナじゃないでしょうか
先日クリエイトデザインさんから発売された、5-BAND V型ダイポール 330V-1 です。
CQ誌8月号でも紹介されましたのでご存知の方も多いと思います。
トラップ式とリレーコントロール方式のハイブリッド型 5-BAND V型 ダイポールです。
いままでは一般的にV-ダイポールと言えば3.5MHzを諦めなければ・・・って感じでしたが、このアンテナで運用の幅が広がることは間違いないですね。

このアンテナなら比較的狭いスペースでも上げられるので、これからローバンドにチャレンジされる方にも良いんじゃないでしょうか

アンテナの整備を検討中のお客様にこのアンテナをご紹介したところ、早速ご注文いただきお盆休みの時期に当店にて工事させていただくことになりました。
写真は給電部のマッチングBOXとコントローラーです。

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このマッチングBOX(リレーコントロール方式)で3.5/3.8や7MHzも広帯域で運用が可能なんです。

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発売早々に工事させていただくのは嬉しい限りです。
工事が無事完成しましたら改めて記事UPしたいと思います。
お客様も楽しみにしていただいてると思いますが、私も楽しみです~

もうとっくにデジタル時代だろうって言われそうですが、無線の世界はまだまだアナログがたくさん活躍してますね。
CW(電信/トンツー)は伝統芸能と言われ、AMは絶滅危惧種などと言われたりする時代ですから・・・
でも最近は無線の世界にもデジタルがかなり多くなってきました。
アマチュア無線などの無線通信をあまり知らない方にはテレビの地デジやコードレス電話が一番身近なデジタル無線かな
無線通信もD-STARやデジタル簡易無線(以下351デジタルと書きます)など次から次へと新商品が投入されてきますね。
今回はALINCOさんから資格不要(簡単な申請だけで免許がもらえる)デジタルトランシーバーが発売されました。

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コレは先に発売されているICOMさんのDPR-5とも相互に通信できるデジタル方式のトランシーバー

DPR-5(351MHz/出力5W)は業務ユーザーさんなどに納入させていただいた経験から特定小電力トランシーバーとは比べ物にならないくらい交信範囲が広いです。
周波数はどちらもUHF帯ですけど、特小は10mW(0.01W)なのに比べて315デジタルは5Wですから当然と言えば当然。
今まで特定小電力で届かなかったビルの中や広い工場の端から端まで351デジタルなら楽勝ですから。
今回新発売となったALINCOさんのDJ-DPS50も351MHz/5WなのでDPR-5と同等です。
このDPR-5やDJ-DPS50は業務使用だけでなく一般個人でのレジャー使用もOKです。
アマチュア無線をやってる方は、ドライブで車の前後連絡、キャンプやイベントで仲間との連絡に430MHzのハンディーなんかを使ってますよね。
でも全員がアマチュア無線の免許を持ってるときは良いですけど・・・
業務使用で普及する(売れる)のはもちろん嬉しいことなのですが、手軽なレジャー用無線としても普及してくれるといいのになぁ~って思ってます。
351デジタルには共通の呼び出しチャンネルと言うのが設定されています。
その呼び出し周波数で待ち受けていれば見ず知らずの人と交信できるチャンスがあるわけです。
これってまさにアマチュア無線と同じような交信を楽しむことが出来るんです。
でも多く普及しないとつながる相手がね
もうすでにフリラー(フリーライセンスラジオ/資格不要の無線通信を楽しんでおられる方の通称)と言われる方々は351デジタルで不特定多数の方との交信を楽しもうと導入されはじめたようです。
この新しい351MHzデジタルトランシーバーがツーリングやキャンプ、登山などのレジャーシーンをいっそう楽しくしてくれることは間違いありません。
さらに旅先で見知らぬ人と交流できるチャンスもあるはずです。
いろんなところで見かけるようになるくらい、うまく普及すればいいのになぁ~

あっこのタイプの機種、もちろん当店で取り扱っております。
価格のお問い合わせ、お見積など当店へお気軽にどうぞ!
      お安くしまっせ~

今日、高校生のヤングハムが来てくれた。
ただいま免許申請中との事で、まだまだなにをどうしていいのやら模索中のご様子で・・・
おっちゃんも中学生の時に免許取得してな、なにもわからんとあれこれやったもんや。
その当時は近所にも無線やってるおじさんたちがいっぱい居ていろいろ教えてくれたりしたけど、今はそんな近所のOMさんてのがなかなか居ないからなぁ。
アマチュア無線を長く続けて欲しいし出来るだけの事は教えてあげるからいつでもおいでやと言いながらおっちゃんの時代はな・・・・ なんて昔話をダラダラお話しちゃいました。
客に物を売るだけの店じゃなくってちゃんと楽しめるアマチュア無線の世界を教えて品物を選んでくれる店を選ばないとダメやで! なんて偉そうなこと言ったけどウチは選ばれるんやろか

今はアマチュア無線のすべてに興味がありワクワクしているところだと思います。
これからはまず広く浅くでいいからいろんなことを体験し、その中で自分のやりたいアマチュア無線(コンテスト派・移動運用派など)を見つけ出し目的を持って熱く打ち込んでくれることを期待してますからね。

で、おっちゃんの時代は・・・ にこじつけて601ネタに無理やりもっていきます。
先日からRJX-601のワードで熱いコメントが寄せられてます。
私が開局して初めて触ったのは父親が車に付けていた430MHzのFM機。

たしか日本電装のND-4300(水晶式)です。
これはお父さんの無線機やから自分の部屋には無線機が無い。
もちろん欲しい~
お年玉などをかき集め足りない分を親にねだって買ったのがナショナルのRJX-601(50Hz AM/FM ポータブル機)です。

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これを自転車の前かごにくくりつけて近所の堤防やら小高い山に行って運用したものです。
電池を買うのにもお小遣いではすぐ足りなくなるから、親に頼のみ中古のバッテリーをもらってそれも自転車に積んで・・・
まぁ今では絶対見られない光景でしょうね
そんなスタイルで運用してQSOしたおっちゃんが、「どこに居るんや? 今からそこまで行くからアイボールしよか!」なんて、無線と言うつながりだけで見ず知らずのおじさんとアイボール。

どうかしたら「おっちゃんの無線室見に来るか!?」なんて言われてご自宅までお邪魔したこともあったもんです。
こんなことも今の世の中じゃありませんよね。
そんな中学高校時代を知ってるオヤジたちが先日の28MHzAMロールコールで生駒山から50MHzの方のロールコールにチェックインすべくRJX-601を持って集まりました。

これ、申し合わせしたわけでもなく来てみたら3人とも601持ってるやんって

私は28MHzの六甲キーをサポートでログ取りしてたので、合間をみて50MHzにチェックイン。

ええ歳したおっちゃんがロッドアンテナ伸ばして楽しそうに無線でしゃべってる光景はレトロな空間でしたよ。
写真の601は私の所有機。
メインダイヤルは超アナログ的周波数ドリフト対策。
こんなんでドリフトが直るわけございません。
チューニングを減速してるのとちょっと手が触れて周波数迷子になるのがマシになるだけです。
RJX-601はみなさんなにかしら改造して遊びましたよね。
601の技術ネタはもっともっと精通した方がたくさんいらっしゃるのでそちらでご覧くださいね。
今回の601ネタは子供の頃の思い出と言うことで・・・
あの頃の感動が・・・

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