2014年7月アーカイブ

高温注意情報では35度以上と言ってます

今日は上空勤務のダブルヘッダー

午前中は以前工事させていただいたJA3IHI局の追加工事。
第一電波HFV330は好調に働いてるけどやっぱりちょっと欲が出てきて・・・
けどベランダでできる範囲と決めてるからこれ以上は大きくできません。
ベランダの干渉もあるだろうし、もう少しだけ高くするとかなんか考えられないかなぁと施主様。
いろいろ相談させていただいて、もったいないかもしれないがローテーターを付けようと言う事に

ローテーターはYAESUのG-450Aにしてマストサンドイッチ取り付け。
その分、約1mほど高さもUPする。
回転させることでベランダや屋根の干渉も逃げられる位置がわかるかもしれない
なによりEUと北米方面が90度違いでどちらかしか狙えないもどかしさから解放される。
同時に90度シフトで付いていたコメットCHV-5(28/50専用改)も方向が自由になることで使いやすくなる。

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これでどの周波数でも完全にマッチングした状態で出られ、
さらにV-DPのいちばん弱い方向に対して満足に交信できなかったのが回転することで全方向ベストの状態で使えるようになりました。

ある意味ベランダアンテナとしては超贅沢仕様 なのかもしれませんね。

さて、成果のほどは・・・

  今頃、お仲間が行っておられる

    VK9ECを狙っておられるのかな?

で、お昼ご飯ののち午後の330.
こちらはクリエートデザイン330V-1
このお仕事は3年前に設置させていただいたJS3OYA局のご依頼。
アンテナの調子が悪くなった
14/21/28MHzのSWRが高くて使えない状態。
なぜか3.5/28は正常だと。

これは厄介な作業になるかと覚悟をして現場へ。
あらかじめクリエートさんに情報を求めてある程度の対応はできるようにして来た。

さてハシゴを掛けて屋根の上へ。
下請けさんと確認する順番を打ち合わせしながら・・・

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その手順、一発目で異常発見
マッチングBOX内のリレーに半田付けされてるリードが外れてる。
私の老眼おめめでは見えないくらいだが確かに離れてるよね
それを半田付けしてはい終了。

ワイヤーの点検・増し締めなどして撤収。

これ、現場で解決しなかったら一旦おろしてメーカー送り。
そして後日にまた設置となると時間もかかるし費用も相当なものになってしまう。
お客さまにとっては壊れなければ出費は必要なかった話なんだけど、

不幸中の幸いと言うか一発で直せたことはラッキーでした。

私どもにとっても一発で直せてホント助かりました。

と言う事で330のダブルヘッダーは事故なく無事終了。

JA3IHI局、JS3OYA局、どうもありがとうございました。
作業中のお気遣い、本当にありがとうございました。
またまたさらにアクティブにご活躍くださいませ。

さっ、帰って風呂入ってビールですよ~

アンテナ工事のお助けマン「マスト足場」

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現在の品物はメーカーさんにも在庫限りだとか・・・


これ、タワー(ルーフタワー)でアンテナを設置しておられる(設置する)方には大事なお助けマン。

これが無くても下に付けたアンテナに乗って上のアンテナを付ければ・・・という話なんですが、

それをやって乗ったアンテナのマッチングセクションやバランを壊してしまったという話をよく聞きます。

設置したアンテナのSWRがおかしくて、どうにかこうにか調べていったらどうやらコネクター部分を踏みつけたらしく同軸が痛んでたって話も・・・



アンテナを重ねるのは基本的にあまり良くはないけど、周波数の兼ね合いなどを考慮して重ねることはよくあること。

それでも2枚の間隔は1.5m~2mくらいは欲しい。

周波数によってはもっと離したい。

そうなると足場がないと木登りが得意だって言う人でもアクロバット技で登ることになる。

タワーの上でそんな危険はやめましょ~

1個2000円ほどで買えるものなんだし備えあればなんとかですよ

常に付けておかなくても工事の時だけって考え方もアリですしね。

タワー(ルーフタワー)設置の方は常備品ですよ~

 ウチは今のところ『在庫あり』です。

って言われるよね~

マウスが壊れました。
一番ポチっとするボタンが強く押しこまないと反応しない。
オークションでの衝動買いを防止するのには良い機能だがどの場面でも同じだから使いづらい。

店のジャンク箱の中をあさったら同じ形のマイクロスイッチがあったので交換。

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動作はOKだけどタッチが微妙に重たい。
これも衝動買い防止機能かと思ったけど

  やっぱり使いにくいので一番使わないボタンと交換して修理完了。

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安いものなら1000円以下で売ってるんだから買えよって言われるよね。
まぁ手元に部品も工具もすべてあるから修理しただけで、部品買いに行ったりしてたら割が合わないわ。
まして人様に修理してもらって工賃払ってたら5000円くらいの修理代払う事になるよね。

自分のだから自己責任保証なしの修理でOKなんで・・・

近いうちに予備を買いに行っとこーーーっと

QSLカード

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懐かしい自作用のカード(未使用)が出てきた。

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レポート面の郵便番号枠を見れば時代が分かるでしょ

これはアドカラーさんの品物。
 (残念ながら今年廃業されましたね。)

子供のころにはデザインナカニシさんの品物にもよくお世話になりました。
 (デザインナカニシさんは現在でもお取引させていただいております。)

このカード用紙は今でも問題なく使えるので

プリントごっこ時代を思い出してカード作り。

今はパソコンとプリンターでやるからプリントごっこのような味は出ないかもしれないけど・・・

いつもPOPやDMはがきを作ってるDraw7でやった。
余談になるが、このソフトとっくにサポート終了してる。
Win7では動かないので、7の仮想XPモードで動かしてる。
他のソフトにすれば良いんだが、慣れもあるし過去のデータもあるんでこれから離れられません。

Draw7の操作は慣れてるからレイアウトをしたりするのはそう時間のかかることではない。
ちゃちゃっとやっつけ仕事で2種類完成。

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こんなの送ったら、いまどきこんなカードって思われるのかな

まっ、交信証明として成り立てばOKと言う事で・・・

お祭り騒ぎ!?

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   ”50MHzがお祭り騒ぎですね!”

ウチの谷底ロケーション、

地上高の低い4エレ八木さんでも北米が聞こえてます。

同時に国内Esもオープンしてるしバンド内凄いことになってましたね。

参戦したかったけどウチの設備じゃちょっと厳しかったなぁ~

じっくり聞いてタイミング測ればなんとかなったかもしれないけど・・・・・



まっ、チャンスはまた来るやろ

裏技なのか!?

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下手な絵でごめん。

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こんな十字架スタイルのHFモービルアンテナがありますよね。
サガ電子さんとかコメットさんで今も発売されてます。
メーカーさんのはさすがにうまく設計されていて取説通りに組み立てて調整すればSWRは落ちます。
もちろんグランド(アース)がしっかりできていることは言うまでもありません。

モノバンドで考えると、7MHzはマッチング回路として給電部に800pFくらいのコンデンサーを使います。
28MHzは入れたとしても50pF程度でほとんどの場合はマッチング回路なしで直に給電しても問題ないはず。

なんでメーカーが作ると同じ給電部で7MHzと28MHzなどが同時に使えるようなアンテナになるのか
一言で言うとプロが売り物にするために設計しているから。

給電部でインピーダンス合わせができないからそれをどこかでやっている。
それも各バンドそれぞれある程度50Ωに近付けるようにしないといけない。
となるとコイルの設計でそれをやってるに違いない。
また十字架のように取り付けるのにも意味があると思う。

適当なコイルで大丈夫やろとあり合わせの塩ビパイプで作ったコイルをメーカー製のアンテナのジャンクに付けて再生(半自作)したものをベランダに付けて実験していた。
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(給電部からコイルの下まではCM-144Wのジャンク品)

ベランダなのでグランド(アース)が完全ではないだろう
不完全なアースはCとして働いてしまう時があるので厄介だが、とりあえずはSWRが落ち同軸に乗ったりせず雨が降っても極端な変化がないという事を目指して調整する。
今回のテストした条件では、7/14/21MHzのSWRは中心で1:1.3以下に落ち問題なく使える。

雨が降ってもコイルが濡れた分だけ少しは動くが使用に支障はない。

同軸や取り付け部の手すりを触ってもSWRの変化はない。

28MHzだけがどうしても1:1.8くらいまでしか落ちない。
バンド内に同調点はあるがインピーダンスがとても低い状態。
「同調恐るべし!」と謳う私がチューナーでごまかしてますとは言えないので他にごまかす方法はないのかとちょっとお勉強。

各バンドのコイルをメーカー製とまったく同じように作ればそれと同様に動くだろう
いまさらコイルを作り直すなんて面白くないしそれでは勉強にならない。
どうにかして現状のコイルなどそのままのパーツで28MHzのSWRを落としたいと無い知恵を絞る。
他のバンドはおおむね50Ωに近いしそれなりに働いている。
28MHzだけのインピーダンスをどうにかならないか
給電部に細工をすると他のバンドにも影響が出る。
やっぱりコイルを触るしかないか???

行き詰るかとあきらめかけた時に

「コイルの取り付け位置(方向)を触ってみたら!?」とひらめいた。

第一電波さんのHV7CXの28MHzなんてコイルが逆さま向けに付いている。
これを思い出してやってみた。
十字架状に水平方向に突き出していた28MHzコイルを斜め上方向に向けてみると、同調周波数も動くがインピーダンスも変化する。
上に向けると7MHzのコイルに干渉し7MHzに影響が出た。
これは想定してたので今度は下方向へ向けてみる。
7MHzや他の周波数に影響することなく28MHzだけが動く。
少しずつ傾きを変えて測定していくが、結果的にHV7CXのように真下(主エレメントと並行)に向けるとインピーダンスがおおむね50Ωになった。

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同調周波数はかなり下に行ったのでコイルトップのエレメントを調整。
28MHzバンド内でSWR1:1.3以下にすることに成功した
他の周波数にも影響なし

ローディングコイルをUターンさすような格好で付けるなんてありないと思っていたが、これはデザインの問題とかだけではないようですね。
Lの近くに金属成分を持っていく事でCとして働いてるんでしょうね
これが28MHzだけに働く最良の方法だったのかもしれません。
水平方向に付けた状態でもコイルの横に調整ロッドのような形で金属棒を添わせたら同様の動きをしたのかもしれませんね。
これはやってみてませんが次の機会があればお勉強してみましょう。

そんなことよく考えればわかったことやんって言われるかもしれないけど、

行き当たりばったり選手権でやる私にとっては

           計算式で出せない正解でした。

あとで第一の技術さんに聞いたんですが、設計段階でいろんな取り付け方を試してこの付け方がインピーダンスも事も含めてベストだったんですと教えていただきました。

HFモビホのマルチバンド化やベランダモビホで苦労してる方には『使える裏技』かもね。

そんなことは昔から知ってるよ~って言う方にはつまらない話でした・・・

あっ、確実に同調してチューナーなしでちゃんと送信できますけど

飛ぶとか飛ばないとかは期待度の問題ですのでね~



 (絵では14MHzのコイルを省略していますが実際には7/14/21/28のコイルが付いています。)

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