2015年10月アーカイブ

先日からトラップやローディングコイルで遊んでたのは3.5/7MHzの逆Lを1.8/3.5MHzにしたかったから。
エレメントを約20mに伸ばしそこにコイルを付けてその先に1.8MHz用のエレメントを・・・

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狭いスペースに無理やり折り曲げて張ってるからまともに働くとは思ってない。
SWRが落ちたところで実用になるようなものではないだろうし。
しかし一応送信できる程度のアンテナにはしたいなぁ~と。
グランドを店の屋根(折半屋根)に頼ってる。
3.5や7はそれで問題なく動いていた。
今回3.5はフルサイズになっただけでグランド容量も足りてるんだろう!?SWRはキッチリ落ちてくれた。
インピーダンスは若干低めだが問題ない範囲。
ところが1.8MHzは思うようにいかない。
でトラップが悪いのかエンドローディングにした方が良いのか???となって両方試していた。
結果はどちらにしても給電点インピーダンスが異常に高くSWRが落ちない。
ディップしているところはあるのでトラップもローディングコイルもどうやらちゃんと動いてる。
この時点で電波は迷わずに乗ってくれてるだろうと判断する。
やはりトップバンドをナメ過ぎてたようだ。
本来ならインピーダンスは低いはずだと思うが異常に高いのはグランドが足りてないのだろう。
テナントの屋根なんでこれ以上好き勝手にするわけにもいかないので断念か!?

V73D(160/CW)はなんとか聞こえてたしカップラーに頼れば電波は出るが・・・

なんか次の作戦を練ってみよう。




もうひとつ
これはベランダアンテナの最終章になるかどうか!?

ハイバンドは自作14/18/21/28の4バンドモビホ型ベランダアンテナに落ち着いた。
その他のバンドを7mほどのLW+ATUでやっていた。
その他のバンドと言っても主に運用したいのは7/10MHzです。(私は)
3.5MHzも捨てがたいがどう考えてもベランダに設置できる長さでは無理があるし歯がゆい思いをするだけなんで捨てる事に決めた。

7/10MHzをもう少しなんとかしたい
そこで7MHzのモノバンド空芯コイルアンテナ(全長:約2m)に10MHzのコイルを作ってくっつけてみた。

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同時給電出来る7/10MHzのモビホ型ベランダアンテナです。

いつものように通勤カーでテスト。

ちゃんとディップ点は出ている。
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10MHzはマッチング回路なしでSWR1:1.2くらいでインピーダンスもほぼ50Ω


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しかし7MHzはインピーダンスが低くくSWRが高い。

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7MHzは650pFくらいのCを入れてやればちゃんとマッチングする。

そもそもコイルの巻き方が違うからこんな差が出たんだろう。
7MHzはスペース巻きなのに10MHzは密巻きで作った。
この辺が素人だわなぁ(涙)
でも立派な測定器があるわけじゃなく、いつもの行き当たりばったり選手権なんで仕方ない。
Cを手動で付けたり外したりすれば2バンドで働く状態にはなった。
そこで給電をATUに任せてみる事にしてみようと。
ATUはそもそもLとCのマッチング回路。
エレメントに不足するLやCを瞬時に判断して切り替えてくれる優れモノ。
今回作った2バンドモビホのマッチング回路切り替えを任せてみよう。
ただのロングワイヤーでもマッチングを取ってくれるからこのアンテナでもSWRは落ちるだろう。
しかしこちらが思ってるように迷わず乗ってくれるんだろうか???
10MHzの電波の時はちゃんとそっちのコイルに乗ってLもCもスルー状態。
7MHzの時は約650pFのマッチング回路を作って7のコイルに電波を乗せて・・・
これ、電波に色が付いてて目に見えたら面白いんだけどなぁ~


SWRが落ちる=使い物になるアンテナ ではない

   事は自分で言ってるくらいですからわかってるつもり。

7/10 も 1.8/3.5 も 

やってみなきゃ気が済まないから気が済むまでやります。



これまたどうなる事やら・・・

昨日は屋根の上でした。

施主様は京都市のJI3OIO局様

いままでルーフタワーに144MHzスタック、50MHzGP、HFワイヤーアンテナなど上がっていましたが30年選手でした。

主に50MHzや29MHzのFM運用で144MHzやHF帯はある程度聞こえればOKとの事。

もう大きなアンテナは自分で触れないから小さなもので高さも低くしといてとの事。
既存の物はルーフタワーにもサビが多く見られたのですべて撤去し1mのルールタワーと第一電波のCP6を新設。
144MHzは使わなくなったTVアンテナの軒下アングルにモービルホイップ。
430MHz・1200MHzはベランダにご自分で設置されたGPがあるのでそのまま。
これで一応3.5MHz~1200MHzまで運用可能。


ちょっと話がそれますが、タイトルの「SWRが落としにくいアンテナ」
これ、今回の施主様ではありませんが以前お越しになったお客様でアンテナの相談を受けお話している中で「CP6なんかどうですか!?」となった時に、このアンテナは他のお店で「SWRが落としにくいからやめた方がいいよ!」と言われたとの事。
私は即答です。
そんなSWRが落としにくいアンテナをメーカーが平気で販売を続けていると思いますか?
しかも毎月かなり多くの数が売れてるベストセラー商品ですよ。
他社を批判するような言い方で悪いですけどそう言われた方はこのアンテナの事をご存じないんですよ。
私の言うとおりに設置していただければちゃんとSWRが落ちて使えるアンテナになりますので!と説明。
このお客様は私の言葉を信じていただきCP6を設置し事なくSWRも落ちて思うような運用が出来ていると喜んでいただきました。
SWRが落としにくいと言うのは見かたを変えるとまんざらウソではないのかもしれませんがそれではハムのプロショップとは言えないでしょう!?
まったくの素人さんがなにも知識のない状態で設置したらSWRどころの話ではない状態になることだってあります。
アンテナが長いからと言って放射エレメントに針金でステーを張った方もいらっしゃいました。
Vダイポールアンテナの放射エレメントにアース線を引っ張って地面にアース棒を打って接地した方もいらっしゃいました。
こんなことは明らかに知識不足。
でもショップで相談したらお話している中でお客様のスキルを判断しアドバイスして使える設備にしていただけるように導くのが店員の仕事。
小さいなら小さいなりに使えるアンテナを設置すればそれなりに遊べるんです。
大きくても知識がなくて設置したアンテナは使えないアンテナになることだってあるんです。

だから私は大きなアンテナだけでなくベランダアンテナやでっかいコイルやらで遊びながら自分のスキルを上げていこうとしています。
まっ、たいがい深みにはまってしまいますが・・・ (トラップとローディングコイルもハマってます。)



で、話は戻って、施主様は私の事を信頼いただき「任しとくから好きにして!」と。

任せたからと言って高くとったら承知せんぞ!と言われておりましたが・・・hi


ハイ、いつもの魔法のパイプとくるくるマジックを使ってCP6の設置完了。

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29MHzと50MHzはFM重視に調整しました。

他のHF帯のSWRもバンド内でキッチリ落ちています。

使用できる帯域が狭い事や、その時に対応するチューナー(お手持ちのカップラー)などの特性や使い方などを説明して全作業完了です。

施主様、作業中のお手伝いやお気遣いありがとうございました。
元々のアンテナより少しスケールダウンになりましたがおおむねご希望に添えるアンテナになたのではないかと思います。
さらにアクティブに運用してくださいね

どうもありがとうございました。

先日のトラップコイル、高い周波数はちゃんと切れてるんだけど低い方がうまく乗ってくれない。

Qが低すぎる 高いから干渉を受けてダメなのか???



モービルホイップと違ってあっちの屋上とこっちの屋根の上へ行ったり来たりの作業だからへとへと(@@)

時間をかけて追いつめる事になりそうだが念のためエンドローディングコイルも用意しといた。

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波長の長いところは簡単にはいかんなぁ~




お勉強は続く・・・

あいもかわらず お・も・い・つ・き (^^)


材料
RG-58U
 (店に有った切れ端で足りた。)
直径100mmくらいの筒状の物
 (化粧クリームかなにかの入れ物/ペン立てのようにボンドやテナメイト等を保管してた容器を使っちゃいました。)
ネジ類・結束バンドなど。
 (店の常備品から使いました。)

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トラップコイルなどの語句でネット検索すると多くの方が作っておられうまく使っておられるようです。

みなさまの自作記事を参考にさせていただきちょいとお勉強してみようと思いました。

いつ出来上がるかわかりませんがゴソゴソやってみます。

寒くなるまでにやりたいんですが、さてどうなる事か・・・!?

昨日の書いたけど夜になってもクラスターがよく動く。

自宅に帰ってクラスターを見てるとS79SP(セイシェル)がUPされていた。

14MHz CW だ。

まぁまともに聞こえんやろうと思いつつ・・・

おっ!Sメーター振らして聞こえてくるやん。

やっぱり聞こえると「これやったら出来る!」と大きな勘違いをしながらでも参戦したくなる。

スプリットだったのでUP側を聞いてみるとUP1~2あたりは誰も居ない。
聞こえないだけ??? リターンは返ってるのに???


スプリット操作のやりにくいIC-7200でリターンを探すことしばし・・・

どうやらUP0.5~1.0くらいにリターンがある。
そうこうしてるうちに呼ぶ局が無くなるのかCQが出て数局やればまたCQ。
もう皆さんやてるのだろうかそんなにパイルになってない様子!?


もうそのころには参戦する気満々です(^^)


UP0.6くらいに的を絞って数回打つと・・・

フルコールでリターンがあり、出来たことに驚いてしまいました。


店のアンテナでもなんか苦労した覚えのあるセイシェルですが、ベランダアンテナで比較的簡単に出来ちゃったって感じ。

誰より先に・・・なんて事は考えず身の丈を知って順番が来るのを待ってれば出来る時には出来るもんですね。

ベランダアンテナでもそこそこできるって
 言うてるだけと違ってやっと立証できました。

club log.png

この時のアンテナはこの記事

  けいはんな式あぱふぉ~って書いてるやつ。



ベランダアンテナやモービル運用でも 

   Y・D・K   (やればできる!)

夏枯れと言われる時期から秋になりクラスターの動きが盛んになってきました。

ここ最近はオセアニア地域のペディションが良く聞こえてます。
さすがにこの地域は Team small and weak.(チーム弱小)の私にもリアル599です。

E6は終わりましたがT2・TX3・E51は現在も運用中です。



私もTeam small and weak.なりにパイルに参加して楽しんでます。

さすがにTX3X初日は激しいパイルでしたがなんとか2バンド出来ました。(^^)


この信号の強さならベランダアンテナでも聞こえるだろうと、自宅に帰ってからクラスターに上がるT2やTX3を聞いてみます。
すると結構な信号で聞こえるじゃにですか
これだけ聞こえてたら参戦したくなる悲しい性。

しかし、言わずともわかるように結果は惨敗。
まぁ、ご迷惑にもなるだろうしなにほども打ってませんがさすがに歯が立ちません。
と言うか、出力やアンテナだけの問題ではないですね。
なにかと言うとスプリット運用の操作性です。
そもそもオンフレではとてもじゃないですけど勝ち目はありません。
Team small and weak.でもスプリットだったらなんとかなる可能性があるんです。

シャック(店の実働展示)の機械はIC-7850(200W)

デュアル受信でサブ側もリアルタイムスコープが動作しリターンがどこに返ってるか目で見える。

001 068.JPG

(TX3X 28MHz CW  パイルアップの様子/スコープ右がUP側)


自宅でベランダアンテナを実験したりしてる機械はIC-7200(100W)

はっきり言ってスプリットでパイルに参戦するような機種じゃない。(出来ない訳じゃない)
CWでUP10くらいまで広がってるパイルアップ。
IC-7850ならリターンが見えるので御本山の拾ってる周波数もわかるし動いてる癖もつかみやすい。


IC-7200だとそれがまったくわからないので目をつぶって鉄砲撃つみたいなもの。
そのうち当たるかもしれないけど、当たったとしたらほとんど事故的な出来事だろう。
IC-7850(IC-7851)や各社の高級機でデュアル受信&リアルタイムスコープを装備していると Team small and weak.でもそれなりの作戦を持って参戦することが出来る。
自宅にもIC-7851と言いたいところだけどそんなこと言いだしたらICOMの営業さんが喜ぶだけだし私にはそんな贅沢する資金はありませんので無理です。


そこで期待するのがIC-7300

IC-7300.png

デュアル受信は出来ないけど、ボタンひとつでUP側を受信できるし

  リアルタイムスコープはIC-7851同等の性能がある。


この機種ならUP側が見えるからかなりやりやすくなるはず

これなら金額的にもなんとかなるだろう。

期待してます!!


そんな簡単にビッグパイルは抜けないだろうけど・・・




そろそろ秋の夜長の視聴会もやりたいし

IC-7300のお披露目視聴会もやりたいなぁ~

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