屋根に登ってないから・・・

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今日は屋根やタワーに登ってないから足は笑ってません。

マンション6Fのベランダでお仕事でした。

第一電波のHFコンパクトVダイポールHFV5
ご自分で設置されたがどうしてもうまく行かないので助けて~という事で出動です。

このアンテナは設置調整共に簡単な方だとは思っていますが、このような条件に設置した場合初心者さんでは行き詰ってしまうだろうと思います。
見る角度を変えると地上1mくらいの所に設置してるのと同じような条件になってしまうので干渉島倉千代子さん。

じゃ建物から離せばOKやん!って事なんですが、
落下などのリスクが増えるしなにより上下階の住人さんや回りの目があるからあまりにも晴れがましいことは出来ません。

出来るだけ突き出さずかつ各バンドでアンテナ本来の特性が保てる取付け位置(ベランダ内で可能な位置とアンテナ設置の角度)を探します。
短いマストにアンテナを付け、一人はアナライザーを持ってベランダ内をうろうろしながら各バンドのSWRデーターを取ります。
一番良さそうな所に仮付けし金物の固定や落下防止の施工がうまく出来るかイメージします。
場所を決定し仮付けの状態で実使用する目的周波数に調整し問題ないことを確認。
一旦ばらして本付けという手順です。

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ベランダ内に邪魔なものを設置(施工)すると奥様のSWRが高くなるので出来るだけスマートに・・・

(奥様のSWRを下げる工事は当店ではお引き受けできませんので・・・ )

一般的なベランダ金物は物干し竿を受ける金物のアンカーボルトを利用して補強。
万が一に金物すべてが外れてしまっても下まで落ちないようにワイヤーで落下防止。
強風でエレメントが折れる事も想定し、こちらもナイロンロープで落下防止。
完璧とは言いませんが、コレだけしておけば常識で考えられる範囲で落下事故は無いでしょう。

肝心なSWRも各バンドでおおむね1:1.5以下に納めることができました。
超短縮アンテナなんで帯域が狭いのは仕方ありません。
これは干渉がどうのこうのという問題ではなくアンテナそのものの性能ですから。
ちゃんと同調している付近ではアンテナチューナーなしでバッチリ使えるようになっています。
どうしてももう少し帯域が欲しいのでチューナー併用は仕方ないですね。

という事で本日も事故なく無事に施工完了です。

施主様、どうもありがとうございました。

これで各バンドで運用できるようになりましたね!
アクティブにご活躍くださいませ~

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コメント(4)

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奥様のSWR名言ですね
笑ってしまいました 笑

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こんにちは。
ご存知じゃなかったですか(笑)

結構有名な言葉ですよ。

販売店としてもお客様に無線機などを買っていただこうとすると、一番の強敵は他店でもネット通販でもなく「奥様」かもしれませんのでね(爆)


奥様のSWRは常に低く低く・・・(^^)

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中和が取れないと、異常発振するしねぇ、
あっ、ないしょです(^^;;

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IHIさん、異常発振しちゃったら誰も止められないのでは!?

その修理には高級機が何台も買えるくらいの旅費じゃなかった修理費用がかかるんでしょうねぇ(^^)

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