回転半径との戦い。

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アンテナを上げる時、注意しないといけないのがお隣りへの領空侵犯。
お隣りさんへ領空侵犯して撤去した経験をお持ちの方もいらっしゃるのでは???


一概に言えないかもしれないがアンテナの長さと効率の良さは比例します。
どのバンドでもできるだけ短縮の少ない長いアンテナを選びたいです。
しかしごく一般的な住宅の屋根にルーフタワーで設置した場合、自分の敷地内で回せるのはせいぜい回転半径4mくらい。
過去の経験からして3.5mくらいならだいたいのお宅で回せますが4mを超えると慎重に下見(計測)しないと危ないです。


今やってるのは、3方向は自分の敷地や親族の家なので少々はみ出ても問題ないが1方向が私道ではあるが堂々とはみ出すわけにいかないのでなんとかならないかと言う案件。
市販のアンテナで許容範囲の物を探す。
そのアンテナ1本だけなら簡単な話だが、他の周波数のアンテナとの組み合わせを考えなければいけないので正解のないパズルをやってるようなもの。
相互の干渉、送受信の性能、ユーザーの希望と使いやすさ、そして安全性を考えて設計すると、どうしても回転半径がオーバーする。

それなら回転半径をオーバーするアンテナをできるだけ効率を落とさず短く出来ないかと言う実験。
短くするんで絶対に効率は落ちると思うが、これならさほど影響ないだろうと言う方法で!?

実験したのはNAGARAさんのTV-416J(7-50MHz V-DP)
今回は水平設置を考えているので回転半径は5.31mです。
この状態で約1mほどはみ出す計算。
1m短く出来れば成功です。

400073.JPG

寒かったけどいくつかの方法を試して・・・

うまくいけば次のお仕事で採用となるはずだが。

さて結果は・・・

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