DX-SR8Jレポート

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さっそくお客さんや仲間たちと、あれやこれやとテストして、良いやの悪いやのと楽しんでます。

そんなに詳しく突っ込んで分解してるわけではないですが、まず初心者さんに勧めてある程度の満足感が得られるかと言うような観点で言うと、まずまず合格ではないかと思います。

正直、コンテストなどでバンド内が混信だらけのローバンドでは混信除去機能がIFシフトだけってのはつらいですが、それはこの機械だけじゃなくって、ちょっと昔のKENWOODやICOMの機械だって同じ事。

しかし、こいつのIFシフト、結構シャープな感じで効いてるようで、7MHzの「お隣のかぶり」から逃げられますよ!

受信音はこのランクの機種としては全然問題ないでしょう!

メーカーさんが良い音に仕上げたって言うだけの事はあるんじゃないかな!?

(ん十万円する高級機と比べちゃかわいそうですよ!)

送信の変調も自然な音が出てるとレポートもらいました。

SSBではプロセッサーOFF、AMではプロセッサーONがよさそうです。

AMは60%変調なので、CB(改造28MHz)機なんかと比べると少し浅く感じますが、じゅうぶん実用レベルで深く掛かってるし地声に近い自然な変調との事です。

SSBの場合はプロセッサーをONすると、確かにトークパワーは上がりますが、AFタイプ特有なのか少し詰まったような変調に感じるとの事で、OFFの方がより自然な音だと言うレポートでした。

車載時の自分が受けるノイズですが、早速営業車兼通勤快足車に仮設置で試してみました。

普段はIC-706mkⅡGが積んであるので、アンテナをつなぎ替えて比較。

電源コードはIC-7000と同じタイプなので706とは互換がありません。(以前7000を積んでたので電源コードは残してありました。)

ガレージで止まったままのテストですが、706と比べて悪く感じることはありません。

もちろんこの車はある程度ノイズ対策をしていますが、ノイズがS9オーバーで使い物にならないとか、そんな事はまったく無かったですよ。

エンジン回転を上げてもパリパリノイズはほとんど感じませんでした。

今度は走行しての交信テストをしてみますね!

実感としては、CW、SSBで入門機やサブ機、移動専用機としてじゅうぶん使えるんじゃないかと言う印象です。

AMで使いたい10mAMファン、またこれから10mAMデビューを考えておられる方も難しい調整やAMに特化した改造などをすることなく使えるのでお勧めできると思います。

変調もDX-70などの以前のALINCO機よりはるかに改善されているように思います。

昨日、中身コネコネが大好きなお客様よりご注文をいただきました。

なにやら2ndIFが455なので、フィルターをコリンズ仕様に改造するとの計画です。

ケース内のスペースもそこそこ広くあるので、改造マニアにも楽しめそうな1台ですね!

そうそう、操作面でちょっと違和感がある部分があったのでアルインコさんに報告してます。

ご理解いただいたようで改善方向で検討しますとの回答をいただきました。

操作系なのでコンピューターのプログラム改善で修正できるんではないかと思います。

そのうちアルインコさんの方から公表されるかもね!?

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